カウンセリングに即効性がない?

 

カウンセリングを受けにいらして
「不安を消す方法を知りたい」
「人見知りをなくしたい」
「髪の毛を抜いてしまう悪い癖をなくしたい」
「怒りを一瞬で消す方法を知りたい」
そう、 1度カウンセリングを受けたら
すぐ治ると期待して来室される方は少なくないです。
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カウンセリングに対する批判として、まず言えるのは
「時間がかかりすぎる」と言うことです。
それに1週間に1時間会って…などとゆっくりしたことはしておれない。
 カウンセリングというのは、大体クライエントの周囲の人をイライラさせることが多いものです。
 (省略)
問題を持っている人がいる場合、その周囲の人たちは
「なんとかしたい」
「困ってしまう」
と言いながら、そのことを自分なりに心の中で片をつけてしまっている人や早く片をつけてしまおうと思っている人が多いものです。
つまり、
「父親が悪いからだめだ」
「生まれつきの性質だから仕方ない」
などと決めてしまっている。
(省略)
時間がかかりすぎると言う批判に対して、もし
正面から答えるならば
「よいことをするには時間がかかります」
と言わねばなりません。
われわれの第1のねらいとしている
クライエントの可能性に注目してゆこうとする
仕事は、どうしても時間を必要とするのです。
たしかに時間がかかることは残念ですけど
これはまったく仕方ないことなのです。
(カウンセリングの実際問題
故河合隼雄先生 著 から引用)
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子どもが不登校で悩んでいる相談者さまに
カウンセラーが「学校に行かせるようにすれば良い」訳でない。
お子様が何故学校に行きたくないのか
悩みの奥深いところまで共感的理解をすること。ではないだろうか?
 もし
一回の心理面接で問題解決できる能力があるカウンセラーがいるのならば、
そのカウンセラーは億万長者になっている、としらいは考えます。

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